デジタル遺品のパスワードがわからない!解除する方法とは?

2021/09/02 ブログ

情報社会、ネット社会の今、高齢者でもスマートフォンを活用されている方もおられます。近年ではネットサービスも発達しており、それらのサービスは本人しか利用できないものもあることでしょう。今回は、デジタル遺品の整理について考えていきます。

 


デジタル遺品って何?

デジタル遺品は、故人が生前に利用していたパソコン、スマートフォンなどに残したデータのことを表します。これらのデータは、端末内にあるオフラインデータとネット上のサービスにあるオンラインデータに分類されます。

 

 

オフラインデータとオンラインデータの違い

 

オフラインデータは、端末内に保存されているデータのことを表しており、文書や画像、動画などのファイル、インストールしたアプリなどがあげられます。

 

また、スマートフォンの場合は電話帳なども含まれます。例えば、故人が生前に写真撮影が趣味だった場合、端末には画像編集ソフトや撮影した写真などがデータとして残っている場合があります。

 


一方、オンラインデータとは、WEBサービスなどを利用する際に作成したデータのことで、SNSやオンラインゲーム、クラウドサービス、銀行のインターネットバンキングがあげられます。

 

例えば、生前に銀行のサービスをインターネット上で利用していた場合、財産などはオンラインのデータ上に残っている可能性があります。

 

パスワードなどでロックされている場合もある?解除方法は?


デジタル遺品には、パスワードなどのセキュリティ対策が施されている場合があります。特に近年だとセキュリティ対策も様々であり、2段階認証を求められたり、一定回数パスワードを間違えるとアクセスができないものもあります。

 

基本的にパソコンやスマートフォンなどはパスワードなどでロックされている場合が多く、デジタル遺品を整理する場合にはこれらを解除することから始めることになります。

 

自分でパスワードを解除するには

まず、パスワードを解除するためには、故人の生年月日や固定電話の下4桁、持ち家の場合は建てた年月日など、手当たり次第に入力する方法があります。

 

特に高齢者の場合は覚えやすい数字を使っていることが多い傾向にあります。また、高齢者の場合は紙のメモ帳にパスワードをメモしている場合も多いです。それらの記録を探す方法もあります。

 


ただし、機種によっては一定回数パスワードを間違えるとデータを初期化されたりする場合もあるので慎重に行う必要があります。

 

 

パスワード解析ソフトを使う

 

どうしても自分でパスワードを解除できない場合、解析ソフトを用いてパスワードを解除する方法があります。解析ソフトでは、端末内のパスワードを調べる際に有効です。

 

解析ソフトをUSBなどのデバイスに差し込み、ロック解除したいパソコンに差し込むだけで解除できたり、スマートフォンの場合、あらかじめパソコンに解析ソフトをインストールし、スマートフォンを接続して解除したり、データを取り出したりすることもできる場合があります。

 

 

専門業者に依頼する

 

遺族がパスワードを解除できたり解析ソフトを利用して解除できたりしても、オンライン上のデジタル遺品は難しい場合も考えられることでしょう。

 

そこで頼りになるのは、デジタル遺品整理業者です。
デジタル遺品回収業者は、故人の端末のデータ整理をしてくれるだけではなく、パスワードの解除や株や銀行口座などオンライン上での取引内容まで整理することも行っています。

 

例えば、スマートフォンのパスワード解除は1件当たり数万円などで行えます。特に故人が生前にオンライン上で金融取引などをしておられる場合は相続にかかわることも多い事例があります。これらのログインなども業者はやってくれる場合が多いです。