遺品整理は貴重品の仕分けから始まる

2022/01/08 遺品整理
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遺品整理をしなければならない時、一体何から始めたら良いのかと悩む人もいるのではないでしょうか。

 

ここでは、遺品整理を始める時、どこから始めたら良いのか、紹介していきます。

 

貴重品を見つけることが最初の仕事

 


遺品整理は、貴重品を見つけるところから始まります。確かに遺品整理会社にすべてを任せる人もゼロではありませんが、維新整理業者に任せた結果、貴重品を盗まれてしまった、遺品を処分されてしまった、などといったトラブルも報告されています。

 

まずは遺品の中から貴重品を見つけ、それらを最初に仕分けておくことが重要です。

 

 

貴重品とは何を指すのか

 


貴重品と一言で言っても、現金や預金通帳、アクセサリー等だけ分ければ良いのでは、と思う人もいるかもしれません。実は、貴重品はそれだけではありません。

 


貴重品には、現金や預貯金通帳、貴金属は当然ながら含まれますが、それ以外にも印鑑、不動産契約書や権利書、登記簿等の書類、保険関係の契約書、年金の書類、有価証券に関する書類、借入金に関する書類などが全て含まれます。

 

これらは貴重品にあたり、遺品整理をするときには事前に仕分けておかなければならないものになります。

 


遺品整理業者に遺品整理を依頼した場合、これらをうっかり処分されてしまった、処分して構わない他の書類と一緒に捨てられてしまった、などでトラブルになることもあります。

 

そのため、これらは事前に仕分けしておいた方が良いでしょう。

 

 

生前に場所を確認しておくことも大切

 


とは言え、故人がどのような保険に入っているのか、どのような契約書を持っているのか、そもそもその書類はどこにあるのか、などがわかっていなければ仕分けは大変です。

 

そのため、できれば生前に、どの書類がどこに片付けられているのか、書類が揃っているかどうか、確認しておくと良いでしょう。

 


最近は、生前整理をする人も増えています。もしも生前整理をする場合は「生命保険などの証券、不動産などの謄本、印鑑、年金などの社会保険系の資料」がどこにあるのか、どのような書類があるのか、きちんとチェックしておきたいものです。

 


また、生前整理をする場合、意外に忘れがちなものがクレジットカードの自動引き落とし、携帯電話の契約、インターネット回線の契約だと言われています。

 

特にクレジットカードの引き落としに関しては、サービスの解約をしなければ永遠に引き落としされてしまう可能性がありますので、生前整理をする時あるいは遺品整理をするときに必ずチェックしておきましょう。

 

 

自分で仕分けする場合は遺品整理業者に伝える

 


遺品整理をするときは、一般的に、貴重品、リサイクルできるもの、処分するもの、と仕分けをしていきます。

 

貴重品には形見分けなどで必要とされるものが含まれることもあり、思い出が多く残っているもの、形見として残しておきたいもの、なども含まれます。そのため、遺品整理業者には判断が難しいこともあります。

 


遺品整理業者は印鑑等の貴重品を捨てたりはしませんが、その一方で「形見として残しておきたいものをうっかり捨てられてしまった」などというトラブルもゼロではありません。

 

思い出が多く残されているものなどは遺品整理業者には判断が難しいですので、形見として残しておきたいなども含め、貴重品は自分たちで事前に仕分けしておくと安心です。

 


さらに、貴重品を自分たちで仕分けしておけば、その分の費用を節約することも可能です。自分たちで貴重品を仕分けするならば、遺品整理業者にその旨を伝え、見積もりを立ててもらう時にもしっかりと考慮してもらいましょう。

 

遺品整理をするときは、何から手をつけた良いのかわからないと感じる人もいるかもしれません。まず最初は貴重品を仕分けるところから遺品整理が始まります。どのような貴重品が家にあるのかしっかりとチェックし、見落としのないように仕分けしましょう。