遺品整理業者に依頼するにあたり恋迂回しないしないためにするべきこと
大切な家族が亡くなった時、遺品整理をする必要があります。しかし、自分たちで遺品整理をするのは大変だからと業者に頼む人もいるのではないでしょうか。
遺品整理を業者に頼むにあたり、大切なことを紹介していきます。遺品整理を業者に依頼する際にトラブルになりやすい事ですので、ぜひ注意してください。
遺品整理で起こりやすいトラブル
A.相続人の1人が遺品整理をしてしまった
相続人が複数いる場合、そのうちの1人が遺品整理業者に依頼をしてさっさと遺品整理を終わらせてしまい、その後で相続人の中でトラブルになるケースは少なくありません。残された遺品は遺産になりますから、1人の判断で処分してしまったら後々トラブルになってしまいます。
遺品整理をする場合、そして他に相続人がいる場合は、相続人としっかり話し合っておきましょう。どのような遺品を残しておきたいのか、どのように遺品整理をしたいのか、それぞれの希望を話し合うことで、トラブルを起こさないようにすることが可能です。
B.遺品整理業者としっかり話し合う
遺品整理業者に仕事を依頼するにあたり、「必要ないものは全て処分してください」などと依頼してしまって後々後悔する人は少なくありません。必要ないものだと思ったとしても、亡くなった家族が使用していたもの、大切にしていたものなどは全て意味があります。
そのため、その時は「必要ないから処分して構わない」と思ったとしても後々「あれは取っておけばよかった」「あれは残しておけばよかった」と後悔してしまっては意味がありません。
そのため、もしかしたら後悔するかもしれないと感じるのであれば、判断のつかないものなどは処分しないでほしいなどと遺品整理業者にお願いすることも大切です。遺品整理に対して、例えば後々後悔したくない、何を残しておけば良いのかわからない、などと不安を感じているのであれば、それらを業者に相談することも大切です。
特に、どのようなものは迷わずに処分するのか、どのようなものは残しておくのか、必ず決めておきましょう。
遺品整理業者の女性スタッフも活躍中
遺品整理業者に依頼したいと考える人の中には、「亡くなった人が女性だから、女性の目線で遺品整理をしてほしい」と考えることもあるのではないでしょうか。確かに、女性が亡くなった場合は、いくら業者とは言え知らない男性に触れて欲しくないなどと感じることもあるでしょう。そのような場合は、女性スタッフに依頼することも可能です。
女性スタッフなら相談しやすいと感じる人もいるのではないでしょうか。その丁寧さときめ細やかさで、遺族の気持ちに寄り添ってくれるため、女性スタッフの方が話しやすいと感じる遺族も珍しくありません。そのため、遺品整理業者に悩んでいるなら、女性スタッフに依頼できる業者を選んでみても良いのではないでしょうか。
最低3つの会社から見積もりを取る
最近多く報告されているトラブルは、遺品整理業者からの不当請求や高額請求です。特に見積もりを取る時、追加料金について説明がなされないまま追加料金がかかり、不当な金額になってしまって支払わざるを得ない状態になってしまうケースは珍しくありません。
このような状態を防ぐためにも、しっかりと見積もりをしてもらいましょう。見積もりをしてもらうときには訪問してもらい、実際に家を見てもらって見積もりをしてもらったほうが確実です。そして、見積もりは必ず書面で出してもらうようにしましょう。
見積もりをするときには追加料金がかかるかどうかも確認します。追加料金がかかる場合はどのようなところにいくらほどかかるのか、細かく聞いておきましょう。そして見積もりは最低3つの会社からはとっておいた方が良いです。さらに、安ければ良いわけではありません。きちんとしたサービスがあるかどうか、丁寧に対応してもらえるかどうか、そこが重要なのであり、値段だけを重視するべきではありません。
遺品整理に慣れている人はいません。だからこそ、トラブルも生じやすく、後悔したくないと感じてなかなか進まない作業でもあるでしょう。遺品整理業者に依頼をするのであれば、他の相続人にもしっかりと確認し、後から後悔することのないように業者としっかり話し合いをすることが大切です。女性の方が話しやすいと思うのであれば、女性のスタッフが在籍している遺品整理業者を選びましょう。見積もりをするときには必ず複数の会社から見積もりを取ることが重要です。